複合材加工
現在、CFRPやガラス繊維をはじめ、発泡材、プラスチック、紙、金属など多様な複合材が注目されています。アブレイシブウォータージェットを使えば、如何なる素材の組み合わせでも、どんな形状や微細な加工も高精度加工が可能です。また、Flowのウォータージェットであれば、裂けやほころび、層間剥離などの損傷の心配なく加工頂けます。ウォータージェットで加工可能な素材についてのお問い合わせ
滑らかな仕上がり
アブレイシブウォータージェットは、摩擦やせん断ではなく浸食作用によって切断をするため、ほころびや層間剥離のない滑らかな切断面で加工ができ、二次加工の必要性を最小限に抑えられます。また、Flowのウォータージェットなら、素材に応じてコストの高いダイアモンド工具や複雑な部品交換なしで熱影響のない加工が可能です。
最小限の切り幅
同じノズル構成で、厚み1mmから250mmの複合材の加工が可能。Flowのアブレイシブウォータージェットであれば直径0.76mm~1.02mm、ピュアウォータージェットであれば直径およそ0.127mmの切り幅で切断ができます。
ウォータージェットにおける複合材加工の特長
- 生産性の向上、高速かつ高精度な加工
- 切断時のデラミネーション（剥離）、ほつれなどが発生しない
- 非常に細い切り幅による微細加工
- 材料の節約 — 廃材の削減
- 作業コストの低減 — ウォータージェットオリフィスや研磨材の調整ノズル部品寿命は長い為、頻繁な交換は不要
- 細かいコーナー部分にも対応した全方位カッティング
- 加工時にワークにかかる垂直方向/平行方向の力が最小限であるため、高度なクランプは不要
- 材料の厚みに応じた単一パスでの加工
- 熱影響を受けない
- 切り粉が発生せず歩留まりが良い
- ニアネットシェイプ加工が可能
- ツールコストの削減、柔軟な加工